インターホンが鳴る。 ふと気付いたあたしは 水っ鼻を垂らしたまま眠っていたようだ。 無視しよう。 鳴るインターホンに背を向けようと身を動かした時 あたしはもしかして、と思う。 インターホンを鳴らして鳴らして、居ないのを確認して 嫌がらせ犯は嫌がらせをするんでは? あたしは四つん這いでドアに近寄り、ぴったり耳を貼り付ける。 ああ、間抜け。惨め。…ブッコロス。