「べっ…くしっっっ!ズル…」 「大丈夫ですか?」 「ああ、大丈夫。 どうせオカマかゲイが悪い噂してんの。ズルッ」 「…オカマ…ゲイ…」 「うん、で、大丈夫なん? その傷も女の子なんやから一大事やんか。 おばちゃんがガツンとゆうたろか?」 「あ…いや…」 「あんなん黙っとったらあかんで。 つけあがりよるから。 学校も行きにくいやろ。おばちゃんゆうたんで?」 「あの…おばちゃん」 「おばちゃん!?」 「あ…すいません」