有り得ない量の紙を吐き出したポストは すっきり、と言った具合。 「なんやこりゃ」 玄関に散乱する紙。 取り上げて読むと 「え゛ぇ〜」 死ね と書きまくられていた。 「和義!」 とりあえずリリィにロックオンし、殺意を覚えかけたあたしの後ろで トモが既にコーヒーを啜りながら歩み寄る。