NIGHTMARE.


「…お前」

モヒさんの声でハッとする。
何故だろうか、どうして暴走族なんて隠したがったんだろうか。

別になんとも思わないのに。

「はは!これは傑作ですよね。そっくりですねモヒカンジさんの妹に」

そう言いながら私の方を見るフード男は更に続けて。

「あ、もう生きてなかったですよねごめんなさい?」

と坦々と話を続けるフード男。