NIGHTMARE.


「鈴さん」  

その声に顔を向けると。

至近距離の宏大さんが「惚れなおした?」

そんなことを言うもんだからさっきのチンピラ親分と同様に。
  
「はうっ!!!!!」

お腹にパンチをかましました。

「鈴ーちゃんっ僕は僕は!どうだった?」

キラキラと小動物のような顔で首を傾げる楓さん。