「うるさいぞ宏大」
さて、行くか。としぼんでいる宏大さんを引っ張りながらモヒサンに続きながらカフェを後にした。
「そういえば今からどこに行くんですか」
「秘密基地みたいな?」
へへっと笑う楓さんはほわんとするものがある。
「まあそんな感じだな」
モヒさんは苦笑いしながら停めていたバイクにまたがる。
「どのバイクも二人用だから好きな奴の後ろに乗せてもらえ~」
「鈴さん!!!!」
キラキラとカモンと両手でアピールする宏大さんを無視して。
「あ、僕の後ろ乗る?安全運転で行くよ~」
とにこやかに笑う楓さんを選んだ。
「ノオオオオオオオン?!?」
ムン◯の叫びのような顔でショックを受ける宏大さんを無視して出発したのは言うまでもない。

