「あ、かしこまりました」

軽くお辞儀をしながら店員さんは厨房の方へといってしまった。

「…残さないでくださいよ」 

あれだけ頼んでおいて残されたら店員さん側も困るだろう。

「大丈夫大丈夫!俺こう見えて結構大食いなんだよ」

任せろ!と胸を張りながらふん!と鼻息が
強くて鼻くそでも飛んできそうな勢いである。