そもそも…なんで私が今時の女の子みたいに恋話を波留としているんだろうか。 「ホントは帰り俺が送る予定だったのにさ!」 あーと項垂れる菊池。 「送り迎えのことか」 「そう!」 「送り迎えされてるの!?なにそれ!」 ことの事情を暴走族のことをのけて話すと目を輝かせながらなにそれ素敵!と悶える波留。 「愛されてるね…鈴」 羨ましそうにニヤニヤと笑う波留。