「中身がなあ」 と苦笑いすると。 「ええどんな性格?」 「変態。バカ。年上のくせに頭弱い。」 「めっちゃ言うじゃん…」 可哀想と笑う波留。 「だから俺にしと…ぐはっ」 その先を言わせないようにかえるの筆箱を隣の席にめがけ投げる。 「菊池にもホント容赦ないね…」 「わかる」 イタタ、と投げた筆箱が鼻にヒットしていたらしく鼻が赤くなりながら波留に同意する菊池。