「っ…!」 彼の大事なところをめがけ足を動かそうとしたが寸のところで止められてしまう。 「もうパターンは把握済みだからさ?」 ニヤっと笑いながら私に覆いかぶさるこの男は本当にどうしようもない。 いつもならすぐ周りが出てきて止めようとするはずなのにと周りを見ると。 「……」 モノケの殻だった。 開いた口が塞がらないとはこのことだ。