「陽ちゃんは?」 健太郎はお決まりの質問をした。 「あいつ、またサボりか…」 「ほとんど来てないんじゃない?たまに取る出席さえなければ、俺も来ないんだけどなぁ」 「そうか?俺は意外と気に入ってたりするけど?だって、気持ち良く寝られるだろ?」 「そりゃそうだ」 ノブオは「よしっ!」と腰を上げた。 「今からあいつ起こしに行くか!」