フレッシュ! 学園のアイドル!

「ハイ」
「でもそれって、北澤さん自身がそう思い込んでいるだけでしょう? 回りの人たちがみーんな、アナタをアイドル視しているとは限らないわよ?」
「実際に、多くの男子が私に寄って来ますよね? それだけ、私を特別に見てくれるって…」
「もうイイ! やめて!」と、尾山先輩は北澤さんの言葉を遮った。
「え?」
「アナタの自慢話しとか聞いたって始まらない。時間のムダ」
「ムダですか?」
「そうよ、ムダよ」

 さすがの尾山先輩も、下級生のコから軽い口を叩かれ相手の自慢話しまでも聞かされてウンザリしちゃったみたい。

 北澤さんって案外、口は軽いし言う事がキツいからねぇ。
 私や美穂だって、北澤さんから何度か嫌味を言われた事か。
 聞く方も終いには、ウンザリ来ると思うよ。

 更に北澤さんはズバッと言っちゃう。

「どっちが真の学園アイドルなのか? 先輩と議論したって始まらないと思います」