3匹の狼。


キーンコーンカーンコーン

「ふぅ…危なかった。遅刻するかと思った。」
息を切らしながらもなんとか遅刻せずに学校に到着。本当に危なかった…。

「莉央、またギリギリかよ。」
そう言って笑いながら私の頭を裕太が軽くたたくいた。