キーンコーンカーンコーン 「ふぅ…危なかった。遅刻するかと思った。」 息を切らしながらもなんとか遅刻せずに学校に到着。本当に危なかった…。 「莉央、またギリギリかよ。」 そう言って笑いながら私の頭を裕太が軽くたたくいた。