発端
夜が近づく中で、いつもと過ごす。

それでも、闇夜に飲まれる。

不思議と心休む時、それは何かの始まりであり平穏を崩壊へと導く

「ハァハァ」

誰もいない住宅街、逃げまとう少女。

(あんなのきいてない!!ただのゲームじゃないの!?)

少女の後ろには、こちら側へと飲み込もうと追いかけてくる

それは、不本意に禁断のゲームへした者へ報復だろう

「来ないで!お願いだから!!」

叫んだ瞬間、少女の意識が途絶えた