お遊びなんかじゃいられない・番外編集

一気に身を硬くするオレと洸大だったが、意外な事に窓を開けて目の前に立っていたのは洸大の時みたく、オレと殆ど変わらない背格好の少年。


顔立ちは整っていて、同じ男、しかも小学1年生がカッコイイなぁ…と思う位だった。


洸大もオレも女子にカッコイイカッコイイ言われていたけど、目の前の男の子も負けてない。


「えっと……オレ達は………」


気マズそうに言葉を詰まらせる洸大を横目で見ていると、ピアノ少年が「あっ」と呟いた。


「君達、1組の京極君と2組の春日君?どうして2人がこんな所にいるの?」


「えっ、オレ等知ってるの?」