「いらっしゃいませ〜」 店員さんの軽やかな挨拶。 土曜の昼であるにも関わらず、待っている客はいない。 お店の雰囲気は落ち着いており、ゆっくりとするのに最適かもしれないと感じた。 「想像以上に良い感じだわ」 「うん、落ち着いてる」 席に通され、パスタとオムライスがメインで表記されているメニューから昼食を選ぶ。 店員さんに注文をし、運ばれてくるまで待つ。 「そういえば」 私から話しかけることが少ないからか、愛海は驚いたようにこちらをみて、目を輝かせた。 「なになに」