お昼休みに君にメモを渡した。




震える手で書いた、ルーズリーフの端っこを。








『放課後の数分を、今日だけあたしに 下さい。三年五組の教室で』




恥ずかしくて渡すだけ渡したら逃げてきちゃったけど、君はきっと来てくれる。




どうせ告白だなんて、




思ってもいないだろうけど…




でも、きっと、来てくれる。