私は一切手を出さなかった。





止めようともしなかった。










ただ、傍観しているだけ。















皆が楽しければそれでいいかなー、なんて。


そんな、軽いノリ。










事実、わたしも“いじめ”を楽しんでいたから。


あんなに沢山いたはずのその子の友達が気付けばいなくなっていて、しかも“いじめ”に参加している光景を見るのが何よりも愉快で、滑稽だった。



































こんな事になるなんて、


思わなかったんだ。