天才研修医と指導医



葵「あの…ご迷惑おかけしました…お茶どうぞ…」

寛人「あっ…ありがとう。いただきます。」


寛人「葵ちゃんしっかりしてるね。何年生?」

葵「小学6年です。」

寛人「お姉ちゃんと結構離れてるんだね。」

葵「7歳差です。」

寛人「お姉ちゃんはねすごく優秀なんだよ?僕、指導医やってるけどなんにも教えることないし…」

葵「そうなんですか…」

寛人「ちょっと頑張りすぎちゃったかな?(笑)」

葵「ですね…お姉ちゃんは完璧だし…強いし…」

寛人「そっか…お姉ちゃん今点滴してるんだけど、あと2時間位で終わるんだ。苦しそうにしてたり、熱が上がってきてたら、ここに連絡してくれる?」

葵「あ…はい…」

寛人「僕の家すぐそこだから。」

葵「あ…ありがとうございます…」

寛人「どういたしまして。葵ちゃんもちゃんと寝るんだよ?」

葵「はい。」

寛人「じゃあお邪魔しました。」