【稲穂side】


裕斗「行くぞ。幹部室に。」






稲穂「うっ…うん。」







私は裕斗のあとをついていった。








私は幹部室に入った。





???「おはよう。姫。」





稲穂「どなたですか?それに姫じゃないです。稲穂です。」




なんだろう?この人、どっかで…。




もしかして、龍の幹部の爽龍(ソウリュウ)?



???「自己紹介がまだだったな。俺は、龍の幹部の爽龍だ。名前は堀井和樹(ホリイカズキ)。」




やっぱり。




稲穂「やっぱりか。爽龍だったのか。昔の話だけど、ごめんな。喧嘩売ったりして…。」



私の通り名が悪魔だった時、爽龍っていうやつも嵐龍と同じくらい有名だったもんな。






神「和樹。こいつの事しってんのか?」







こいつは確か、龍聖だ。龍聖(リュウセイ)にも喧嘩売ってたっけ。


和樹「いや。わかんねぇ。稲穂。俺の事しってんのか?」




堀井さんはわかんないみたいだね。



稲穂「堀井さん。悪魔って言えば分かる?」