「ほ、本当に?!」 目を真ん丸にする立川クン。 あたしがコクッと頷くと立川クンが花が咲くように笑った。 「じゃあ…付き合ってくれるの?!」 「うんっ…!!」 俯きながら答えたあたしを立川クンは抱き締めた。 「大事にするから。」 「うん。」 この時はまだ……… 知らなかった……… 立川クンの顔が……… 奇妙に歪んでいた事なんて………