「あっ、ヤベッ……」 実早、屋上で待ってるんだっけ? 立ち上がろうとしたその時、浜田が声を張り上げた。 「今日は転校生を紹介しまぁーすっ♪」 はっ?転校生? この時期に……? どんなヤツだろう? サボろうとあげていた腰をユックリとイスに落とした。 「どうぞ、入って~♪」