ねぇ……また未亜チャンを思い出してるの……? グッと胸が詰まるような感覚に耐えながら悠を見つめる。 さっきと同じように、ハッとしてから悲しい顔になった。 悠の口が動いた。 『未亜………』 口がそう動いた。 ──っっ!!! 悠は指輪を元に戻そうというような動きをした後、ハタとその動きを止めた。 ジィーッと指輪を見つめてフッと笑った。 そして悠はその指輪を握ったまま、レジに向かった。