「あのさ、俺の姉貴ビーズが趣味なんだよね。」 ビーズ? 立川クンがガサゴソとカバンを漁る。 「イライラした時とか落ち着けるんだってさ。」 キラキラした粒がたくさん入った箱を取り出して机に並べながら「俺は逆にイライラするけど(笑)」と笑った。 「やってみない?」 ビーズか…… 「やってみたいっ!!」 そう言うと立川クンはニッコリして糸やら綺麗なビーズやらを渡して来た。