「ぇ……はぁ……?!」 紛れもない、未亜の声が聞こえた。 「未亜……」 目の周りが真っ赤になった未亜がいた。 未亜の腕を掴んでるのは……… 「冬夜…」 本当なら俺が……… そんな事を思いながら、2人が消えて行くのを見ていた俺はギリギリと食い込む爪の感触で無理矢理現実に戻された。 「悠っっ……!!」 目に涙をためて俺を見上げている実早。