「ってわけで、俺らおしまいね。」 嘲笑うような調子でしゃべる悠。 あたしは自分でも気付かないうちに悠に向かって叫んでいた。 「…バカっっ!!!!」 ヒドいよ!!!バカ!!!バカっ!!!! 「何で……どうして……?」 目からポロポロと涙が零れ落ちる。 「前に…前に悠の部屋に来た時…星野先輩に対して怒ってくれたじゃん…!!」 あれは… 「あれは全部…うそ…?」