゚+♂悠SIDE♂+゚ 「未ぃーー亜ぁーー♪♪♪」 物凄い勢いで“誰かさん”が走って来る。 「うわっ!!!───ぎゃっ」 “誰かさん”が未亜に飛び付く。 反動で壁にぶつかってドゴッといたそうな音を立てた未亜の頭を“誰かさん”がヨシヨシと撫でる。 「ゴメンねっ??? 未亜ぁっ、大丈夫っっ?」 “誰かさん”……つまり冬夜が未亜にニッコリと笑いかける。