「あぁーー!!!! どぉーすりゃいいんだよっ!!」 クシャクシャと頭をかきむしる薫。 「KingとQueenのややっこしいルール考えたの誰だよ、チクショー!!!!」 「…KingとQueen……?」 俺の頭にアイディアが浮かんだ。 「なぁ、薫!!」 「あ?」 「こんなのどうだ? ゴニョゴニョ……………」 俺の話を聞き終えた薫が目を丸くした。