「悠、チョットいいか?」 「え、あ、はい。」 表の顔で微笑む悠を連れて中庭に向かった。 誰も見えなくなったところで悠が口を開いた。 「おい、何で屋上じゃねぇんだ?」 「屋上にはたぶん未亜と由香がいるから。」 俺はそう言うと、なんやかんやと質問する悠を無視して中庭の見えない場所まで引っ張って行った。