えっ?今何て。
「だから、城町疾風。」
うそ―――――――
あの疾風が帰ってきた!
疾風は、私の産まれる前から幼なじみだった。けど、小学校に残り1週間で入学というところで、疾風は、転校していってしまったのだ。その時は、凄くショックだった。部屋で何回も涙を流した。でも、今日からずっと一緒だ!
「しかし、疾風は、この1年しか居られないんだ。」
「えええええ!!!!!!!」
クラスの皆が騒然。私もびっくりした!うそだよね?ねぇ、お願い「嘘」って言って!
私は、疾風を見た。
しかし疾風は、場に馴染めないのか、動揺してた。