街の中にあふれる音。 ケータイの音。 信号機の音。 会話。 車の音。 子供の声。 走る大人の音。 コンビニの音。 駅のアナウンス。 私には 音がない。 音もない。色もない。 感情が ない。 生きているのか どうかも わからない。 ただわかるのは 昨日までは当たり前に どこにでもいる 高校生だった。