瞳の先に。



「いつまで春希くんと仲良くおしゃべり続けるの?」


目の前には可愛く微笑む同学年と思われる女の子。



「いつまでって…え…?」



「とぼけるつもり?」



そんなこと言われたって何も思い当たることはない。


「あんた、ほんとに覚えてないわけ…?

好きな人のこと忘れるとか信じられないんだけど…まぁ、いいや。それなら邪魔しないでよね!」


言いたいこと言って彼女は教室へ帰っていった。


好きな人って…なに?