瞳の先に。




「…あんた達なにやってんの?!」



声がする方を見ると光がいた。

光はすぐに桜庭さん達を押しのけて私のもとに向かう。


「ななみ!大丈夫?!」


心配してくれる光の姿が嬉しくて涙が止まらなかった。


光、いつもありがとう。