「 委員会の終わるの待ってる?」

時計を見ながらそう話す里穂がなんだか

切なそうで、ホントはうんって言いたい

自分を抑えた。

「 なにいってんの?ほら、帰るよ!」

自分のバックを手にして里穂の顔を見ないように