ステップ・アップ

「どうしたの?リナ お腹いっぱい?」

「ん?違うの...お腹は腹ペコだけど、心の中がいっぱい
になっただけ...お母さん、お父さん ありがとう。
私の学費とかで大変なのに ここまでやってくれて...
何と言うか...ごめんね。」

お母さんが口を開いた。

「お母さんもお父さんもね...嬉しかったのよ。」

「えっ?」

「なりたい物や、夢もなく ただ 日常を過ごしていく
リナを見ているのが とってもつらかった...
親として 何をしてあげられるのか...って
いつも、悩んでたし 将来の事も 凄く心配だった。」

「...そう...だったんだ。」

私の事...真剣に考えてくれていたんだ。
自分の事のように...。