ステップ・アップ

太ももの横に本があった。

「読んであげようか?」

「おねえちゃんがお本をよんでくれるの?」

「うん、そうだよ 貸してくれるかな?」

「うん!いいよ!かしてあげる!」

すると、さっきまで 泣いていたとは
思えないほど 満面の笑顔と目をキラキラしながら
本を渡してくれた...私のお父さんに負けないくらいだ

人に聞かせるなんて、小学校時代の時の音読以来。
かなり緊張しながら 最初から最後まで 読み聞かせる
事は出来た...

「ねぇねぇ、よんで。」

「えっ?もう1回読むの?」

「うん!」

この年頃だと、親にもう一度だけ読んでもらうと言うのは
世間的に当たり前な習慣だろう。
自分もそうだったし。