紅いワイン


「い、いやあぁぁぁああ!!」

 珠里子が、その場に泣き崩れる。

 ポカンと零を見るふたりのメイド。

「零が一体なぜ…?」

 秀三は、戸惑いと不思議さを混ぜ合わせたような表情をし、御手洗を見た。