私を見つけて

病室にもどってきても、私はアキのことばかり考えていた。
どうしたんだろう。
なにかあったのだろうか。
もしかして私がなにかしたのだろうか。
そんなことを考えて、最後にした会話をひとつひとつ思い返してみたりもした。
そして、アキに会えないことでこんなにも落ち込んでしまう自分に驚いてもいた。
ただの気まぐれだったのに。
ただの暇つぶしだったのに。
いつのまにか、アキと話すことを楽しみにしていた自分に。
いつのまにか、私のなかで大きくなってかいた、アキの存在に。