「空き巣ですね。ですが幸いにも、特にお宅の中は荒らされた様な形跡はありませんでした。そこの点だけはご安心ください」 「そ、そうですか…」 「ですが一応、無くなっている物が何か無いか、これからご確認いただけますか。 例えば通帳や印鑑など、我々には分からない部分もありますのでね」 「は、はい。もちろんです」 そして警官は、気まずそうに話を続けた。