「おはよう!」 今できる精一杯の元気な挨拶で返す。 彼女たちは私の隣の席の机の上に座ってニコニコしながら2人で話をしていた。 その横で私は課題を提出したり、やってないワークを進めていたりしていた。 「あ!そういえば!千花ちゃんといえば!」 「あ、そうじゃん千花ちゃん!斗くんからまだ返事こないの??」 実は彼女たちは、私が斗のことが好きなのを知っている。 時々相談相手になってもらったりしているからだ。 そして同様に私が斗に告白中だということも知っていた。