あめこい。




背中からふわっと香るほんのり甘い香りが


さっきのあめ玉を連想させた。




あのあめ玉を拾わなかったら、


俺がこの人を運ぶ必要もなかったけど


この人は動けないままどうしてただろうか。




とか、柄じゃないけど

純粋にそう思った。