次の日のあさ
パソコンのノートと計算機をテーブルに置いて私は面倒な計算の葛藤をしている。
はぁ、もうよくわからなくなってきた!!!
す「ねーねー隼人。今までの小学校と中学2年までの私立学校の費用と食費とかってどんくらいの値段がになるかなぁ〜。」
隼人に頼ろう…。
隼「なんだ急に。」
す「決めたんだけど、お父さんに今までのお金返そうと思ってさ。
もう親子としての関係はないっていう、けじめみたいなね?」
隼「それで、計算機カチカチやってんのか…。」
す「うん…。」
すると隼人がスマホで調べてくれる。
隼「だいたい私立学校とかもろもろの経費で1200から1500万ぐらいだな。」
す「わぁ、そんなにかかってるんだ…。」
想像をこえる額だ。
貯金くずしても払えるかなぁ。
す「隼人に任せてる私のお金で払える?」
隼「あぁ。」
私のお給料とかボーナスとかパソコンで管理してくれてるから実際の貯金額は20歳になってのお楽しみにしてるんだ。
す「あ、言っちゃダメだよ!?」
隼「分かってる、楽しみに取っておくんだろ?」
す「いえっす。」
隼「とういか、かなりまだ貯金あるし。」
す「ええっ!!桜のお給料って…。」
すごい…。
流石、日本でもっとも危険を伴い代償が大きいと言われる仕事だ。
隼人が振り返ってニヤッと笑う。
す「まじか…。」
副長ともなれば…さぞかし。
す「じゃなくて!
お父さんに返すから隼人下ろしてくれない?私の口座から。」
隼「了解。
俺も付いてくからな。」
す「分かってる。ありがとう。」