「はいっていいぞー」

ガラガラ

「っと...転入生の
立花 千尋。みんな仲良くすれよ!
じゃ、そっちから自己紹介!」

先生が端の方を指さして言う

「はーい!うち、高峰 津香沙(たかみね つかさ)
得意教科は!体育!!苦手なのは...
うーん。その他!かな!
あ。ちなみに能力は、【耳が良すぎる】みたいな?正式名称は不明ね!」

明るくにこやかに自己紹介してきた彼女は、高峰津香沙ちゃんというらしい。
肩にギリギリつくくらいの茶髪ボブの髪なのに、一つに結んである。
そのため、色んなところから髪がはねてる。


「僕は、安藤 陽太 (あんどう ひなた)だよ!皆からは白馬の王子って呼ばれてまーす!能力は、ずーっと重症って言われてきた【物を一時的に浮かせられる】能力だよ!よろしくー」

「「きゃぁぁぁ/////白馬の王子さまぁ!!!」」

そういってウインクする安藤くんと同時に
黄色い歓声...

明るい栗色の髪に制服もかなり着崩してる。
ネクタイはユルユルで
ボタンも全開。
しかもその中のシャツも全開で中の黒いTシャツが見える。
胸元に光るのは十字架の金のネックレス。
右耳に2個同じ黒いピアス
女好きっぽいな。