護衛王子と秘密の恋愛

「いえ。考えないんじゃなくて考えられないんです」

「え?」

「話せば長くなるんですけど...ね」

「うん?」

「...」

「えっと...私の能力は...【脳内で考えた事が本当に起こる】能力なんです。
ま、叶えられる範囲ですが」

「え?!そんなのあるの?!かなりやばいじゃん」

と驚いた安藤くん

「まぁ、重症の中の重症みたいですね」ニコッ

「...」

「...」

無理に作った笑顔バレたかな

「例えば...?」

「はい?」

「叶えられる範囲ってどんなの...?」

七瀬くんが口を開いた

「...そう。ですね。
ウサギを見たい...とか死にたいとか
でも、お金関係や、成績などの点数面、今現在実現出来ないことは無理なんです。

ま、宝くじを当てたいとか、芸能人に会いたいとか、未成年なのにお酒が飲みたいとか、テストで100点取りたいとかは無理なんですけどね、はは」

「じゃ、お前の脳内は考え事ができないようになってんのか?」