護衛王子と秘密の恋愛

「そう...だったんですか」

「ん」

「護衛だなんて...そんなのいいのに。」

私がつぶやくと七瀬くんはまたまた振り返り私をじっと見つめる

「?」
首をかしげると直ぐに目をそらされ
また前を向いた

そして
「お前には心がないのか」

「はい?!」

私が驚くと
「いや...」

なんでもないと言いたげな声を出すが

それを遮る安藤くん

「悠真の能力はね、【人が頭で考えてることがわかる】言わば、【人の心の中が読み取れる】能力なんだ。
かなり、重症な能力なんだ」

「...なるほど」

だから、私がさっき
「護衛だなんて...そんなのいいのに。」
って言った時本当はどう思ってるのか探ろうとしてたんだ

「うん。千尋ちゃんは物事を頭で考えないタイプ?」

私に遠慮気味に言葉を選んで発する安藤くん
そんなの気にしないのに