中学を卒業すると、多くの生徒は島を出て、都内の高校に入学する。
だが、美羽は家のお店を継がなければならなかったので、島に残った。
島には、皆とはしゃいだ思い出ともう過去になってしまった悲しみだけが残っていた。
中学を卒業してからわかったことが、1つだけあった。
それは...
私は俊に恋をしていたこと。
いや、過去形ではない。
恋をしていること。
俊がいなくなってからの私は空っぽで、
なんにもなかった。
私の心は、俊と花火を見た去年の夏から時間が進んでいない。
あなたは今どこで何をしていますか。
あなたは今幸せですか。
俊は今どこの高校にいて、何をしているんだろう。
幸せなんだろう。
俊に会いたくても会えなくて、会えたとしても俊と美羽は友達同士。
その関係がなにより辛かった。
恋がこんなにも楽しく、こんなにも辛いことを知った。
だが、美羽は家のお店を継がなければならなかったので、島に残った。
島には、皆とはしゃいだ思い出ともう過去になってしまった悲しみだけが残っていた。
中学を卒業してからわかったことが、1つだけあった。
それは...
私は俊に恋をしていたこと。
いや、過去形ではない。
恋をしていること。
俊がいなくなってからの私は空っぽで、
なんにもなかった。
私の心は、俊と花火を見た去年の夏から時間が進んでいない。
あなたは今どこで何をしていますか。
あなたは今幸せですか。
俊は今どこの高校にいて、何をしているんだろう。
幸せなんだろう。
俊に会いたくても会えなくて、会えたとしても俊と美羽は友達同士。
その関係がなにより辛かった。
恋がこんなにも楽しく、こんなにも辛いことを知った。

![[純愛]僕は何度も、君に恋をする](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.758/img/book/genre1.png)