「チャイム鳴ったから戻るね」



「サボろ??」



「無理だよ。これからHRあるんだよ??」



「HRなら大丈夫ほら」



私の手を握ると廊下を走り始めた。



やっぱり大きいな達也くんの手
それに背中も広くてたくましいんだ。



そんな事を考えながら
着いたのは鍵がかかってたはずの屋上



あれ、
屋上って鍵かかってるって聞いたけど