「…なんで、私が怒られなきゃいけないの??」



「怒られて当然だろ!!」



「達也くんは奈緒ちゃんとキスしたくせに
私は…私は…もう達也くんなんて嫌い」



私は逃げるように裏庭を出て行った



今回は達也くんが悪いんだもん…
キスしときながら謝りもしないで…
逆に私にあんなに怒って



校庭に戻ろうと思ったけど…
もうリレーも終わる頃だし帰っても気付かれないでしょ



私は校庭に戻るのをやめて
帰りの支度を済ませ学校を後にした