ダメ、こんな校庭の真ん中で泣いたら 「真美ちゃん!!」 後ろから友希くんの声が聞こえた。 でも向けるはずないじゃん 頬が冷たい。 私が逃げ込んだのは裏庭のベンチ ここなら誰も来ないし 「はぁ…」 あの2人の姿がどうしても頭から消えてくれない。 達也くん本当は…