私の手を握って 『大好きだよ……真美』って。 気付いた時には私の頬にはたくさんの涙が流れていた。 「…そうだ。」 「隼人を殺したのは…隼人を恨んでいた連中。それを知った真美はその連中がいる所に乗り込んだ。」 「その場所が、今日行った所だよ。」 そうだ。私は隼人を殺した人が許せなかった。 許せなくて智也が色んな人と隼人を殺した人を探していたのは知ってた。